文章を書く。

いま流行のWeb的文章は、僕は好きじゃないらしい。
やっぱり紙に印字されたエッセーが好きだし、作者との遠い距離感が好きだし、日記と言っても誰が読んでもわかるような内容が好きなんだと思う。

別にあなたが誰と遊びに行こうが僕には知ったこっちゃない。「遊びに行った」とか、「これをもらった」とか、「これを買った」みたいな話なんて、だから?と素直に思ってしまう。むしろ、そのなかで特筆すべき何かを伝えたらいいのに・・・と読んでいて思う。

それから、僕自身にも言えることだけれど、語彙が足りないと思う。
面白い、楽しい、悔しい、悲しいという言葉も「なんです〜」で済ましたり、顔文字でごまかしたり、「表現の幅」というのはそういうものだったのか?と、人の文章を読んでいて思う。

「さめざめと泣きたい」という友人の言葉遣いに感動してみたり、話し言葉であっても、きっちりとした言葉を使ってくれる友人に感謝してみたり。今日の雨模様を見て、「ちょっと早いけど、サミダレみたいだね」という友人の後姿も、非常にかっこよかった。

そう思うと、Webの文章というのは、読者に依存した書き方をしているように思う。あの人にわかってもらえるように、なんて思って説明をはしょってしまったり。この妙な距離が、語彙を少なくさせる現象を巻き起こしているように思う。

そう考えると、Webの文章はいったい誰に向かって書けばいいのか。
こんなこと考えていたら、堂々巡りの第一回にずっと戻ってしまうけれど、少なくとも誰が読んでもわかる文章は書きたいなあ、文章を書くのは嫌いじゃないし、と思ったりする今日この頃なのです。

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