読みたくなるから、村上春樹。

突然、村上春樹が読みたくなった。
「無性にケンタッキーのチキンを食べたくなるように、春樹だって読みたくなりますよね〜」と職場の人に言ったら「病んでるね〜」と笑われてしまった。

遠い太鼓

わわ、病んでたっけかな?
と、これまで春樹の文章がほしくなったときを思い出してみた。

一番最近読みたくなったのは修士論文を書いているとき。
あのとき手にしたのは「遠い太鼓」という、やんごとなき理由で日本を飛び出したくなった彼のヨーロッパでの生活記。ただひたすら海を眺めたり、ただひたすら小説を書いたり、ただひたすら映画鑑賞に明け暮れる、そんな生活が書かれていて、修士論文という、終わりがなかなか見えない恐怖に、たった一人でも寄り添ってくれる人がいる!と思えてしまって相当うれしかった。

その前が、大学3年生のとき。

カンガルー日和

これまでの短い人生の中で非常に頭が冴えていた21歳の僕は、とにかく何があっても怖くなかったから、「そろそろ春樹でも読んでみようかしら?」と、「カンガルー日和」を手にしていたように思う。

たしか「4月のある晴れた日に100パーセントの女の子に出会うことについて」というあまりに長いタイトルの短編を読んで、「運命の出会いねえ・・・」と思っていたら、不思議なことにそこからスルスルとつながった人が現れて、「奇妙だねえ、おかしいねえ」なんて、異国の世界で言っていたような気がする。

国境の南、太陽の西

この本に関しては、記念だったので初版の絵本仕様まで手に入れてたりする。

そして今日。
とりあえず病んでないと宣言しておいて、「国境の南、太陽の西」を読んでみたりしているのであります。別に何もおきやしないんだけれども。

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