何一つ迫れていない講座

法然を語る(上)読了

法然を語る 上 (NHKシリーズ NHKこころの時代)
町田 宗鳳
日本放送出版協会
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法然を西洋の哲学やら言論を用いて語っていて面白いんですが、法然の人となりがまったく表れてこなくて、いったい何を「語って」いるんだろう?という内容でした。

あと、いたるところで「~なので、きっと法然も~だったと思います」って書いているところも「?」でした。文章や残された絵、それからエピソードなんかを分析して言うならともかく、西洋の文献から考察して「こうだ」なんて書かれるから「いやいやいや、違うんじゃない?」と感じてしまう。

奥付を見ると、この方はアメリカで法然について英語で論文を書いたそうで、だから西洋の思想が補助線としてたくさん出てくるみたいです。苦労されたんだろうなと思う反面、法然の姿が見えないのがとても残念。

んで、今読んでいるのは鈴木大拙の「日本的霊性」。やっぱ論の進め方が華麗ですごいです。1944年、つまり終戦前に日本人の「霊性」、今の言葉で言うとスピリチュアルですが、それについて「日本的」な観点から話を進めてます。面白い。

日本的霊性 (岩波文庫)
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鈴木 大拙
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