叱る

今週月曜日、生まれて初めての「胃痛」を経験する。
胃痛で通勤が辛いのを一度でも体験したかったので、ちょっと嬉しかった。

胃痛の内容は、生徒をもう叱りたくないというものだった。
別に叱らなくてもよいんだけど、僕は視野が広いのか注意しないといけない状況を目撃することが多い。見過ごすわけにもいかなくて、「こらっ!」と叱る。でも、中2直前の生徒たちは叱られても平気。「別に」と思っている。

もう、無力感に溢れていて、嫌になっていたのでした。
幸い僕の周りは話を聞いてくれる人がたくさんいるので、すごいナイスなアドバイスをいつももらっている。叱ることについては、次の2つを教えてもらった。

(1)命に関わること
(2)同じ注意が2回目であること

この場合は叱っても良い。それ以外の場合は指導する場面が多すぎて自分が立ち回れなくなるので「はいはい、教室に戻りなさい」で終わらせる、というのだ。

そういえばとてもできる生徒から「叱るかどうかのラインが読みにくい」と言われたことを思い出した。なるほど、僕はすべてにおいて叱っていて、叱りつかれて何も言わない場合もあるのか!と合点。叱ることに対する「基準」が大味すぎたんだなあと反省。

だったら先輩先生たちはどうしているのか?注意深く見ていると、ポイントは3つ。

(1)基本的に全体では叱らない。個別に呼び出して話を聞く。
(2)どうしてそういうことをしてしまうんだろう?という話を聞く。
(3)別の生徒から事情を聞いてみる。

なるほど、その場限りではなくて根治を目指すのか!と思う。
生徒にしてみても、突然全体で叱られるよりも聞いてもらった方が叱られたり呼び出されている内容について納得できるし、先生に対する信頼もできるのかもしれない。

「若いから、抑えつけちゃう指導をしちゃうのも無理ないわよ、突然私たちみたいなやり方ができるなら、私たちも困らなかったわよ」

というのは、僕の指導教官。
こういう現場主義な内容を言葉にして残していけないんだろうか?書店を回っても、こういう情報は手に入らないと思う。「現場で困ってからじゃないと、こういう話をしても通じないと思うよ」と指導教官は言うけれど、知の共有化はないよりあった方がいい。なんとかまとめていくことってできないだろうか。

胃痛は軽くなったけれど、こうやってゆっくり学んで行きつつ、自分のノートにたくさん、こういうポイントを書き残して行こうと思う。

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