試験問題作成のテクニック

学校の先生は何気なく試験を作っていると思われそうですが(いや、僕が思ってた)、実はテスティング理論というのがありまして、教授した内容がどのように知識として頭に入ったか?を確認するために必要な技術があるのです。

もちろん確立された理論ではないんですが、僕なりには以下の3点。
(1)1つの問題に複数の問いを立てない
(2)確認をするためであれば、複数の領域を同時に問いにしない
(3)満点が必ず取れる問いを作成する

(1)については、1つの長文に並び替え、穴埋め、内容一致を含めている問題のことを指します。問題を答える側からすれば、解答を作成する以前に何を問われているのか日本語を理解しないといけなくて、負荷が高まるのです。なので、「1つの英文には内容一致のみ」のような判りやすい問題設定が必要となります。

(2)たとえば、現在進行形と過去形について確認したい場合は、同じ問題に2つのことを同時に聞かないことが鉄則。確認テストの段階において、そもそも2つの文法項目が頭の中に落ちていないから、「テストでわからなかった」=「英語ができない」になりかねない。定期考査は達成度を確認することが目的なんだから、生徒のほうに「あ、先生はこれを確認したいんだな」と思わすテストを作ることが大切。

(3)ついつい満点を取られないように、絶対に取れないような難しい問題を出題しがちなんだけど、これは突っ込みを待たずにダメです。こちらが設定した目標を達成できた生徒は100点です、間違いなく。

細かく言えばもっともっとたくさんあるけれど、授業をやって「さあ、問題を作ろう」じゃなくて、「こういう問いに答えられるように、この項目をこう教えよう」っていう逆算した授業メイキングができれば、とてもいいな。とテストを作成し終えて思ってます。

とてもよい本です。

英語テスト作成の達人マニュアル (英語教育21世紀叢書)
静 哲人
大修館書店
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