10日で1冊、31冊目「戦地の図書館」

ようやく読み終えた!「戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊」。

戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊

ナチスドイツが焚書をした場面からスタートし、アメリカの図書館が戦地に図書を送り続けたという話。面白いのは、本を読む文化がない人たちがどうやって本を読むことになったのかという点。

その答えとして、娯楽が何もない場面では缶詰の文字すら何度も読み返してしまうという事実。そして読まれる本は娯楽小説、あるときは(ほんのわずかな)性的描写のある小説だったという。本のサイズも重要で、単行本が正式な形と思われていたけれど、戦場には不向き→小型本が用意される→ペーパーバックが誕生するという流れも面白い。

あと、戦地に送る本として、検閲はしないといいつつ、相手の国を擁護したり性的な描写についてはいろいろと議論があったみたい。それから、本を戦地にいかに協力を経て(資金面で工面して)送ったのかという話も面白かった。

翻訳だけど読みやすいのだけど、なかなか興味がそそられる感じもなく、ちょっと今の体調的に読むのは辛かったなあ。。。

巻末の発行本リストや詳細な注釈も翻訳対象になっていて、訳者の方の努力に敬服します。たぶん研究したくなる人が増えるのではないかなあ。

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