自転車泥棒

By | 2005年1月14日
私の個人主義

夏目漱石はかっこよすぎだと思う。

書いた文章が全部消えちゃった(>_< )とほほ。 何を書いたかといえば、今日友人と話していて、「僕ってば面白いことを言う!」と思った話なんですが(笑)←こういう部分、自己愛が激しい。 夏目漱石は悩みすぎておなか壊して死んじゃったんだけど、きっと周囲に迷惑をかけることはなかったんだろうな〜と。 んで、絶望の淵を知っている人ほど、ユーモラスなんじゃないか、と。中途半端なトラウマを語る電波野郎が多い中で、やっぱり底の方までガリガリいける人ほど、そこが絶望でしかないと知っているから、ユーモラスでかっこよくいられるんだと思う。 というのも、そこまで行くと他人なんてどうでもよくなるみたい。夏目漱石は、芥川龍之介に、「鼻」を褒め称える手紙を出してるんですが、そこには

「群衆は眼中に置かない方が身体の薬です。」

と書いていて。この人が何に苦しんだのかよ〜く伝わってくる文章な気がします。とはいえ、それでも人をないがしろにしたわけじゃなかったのです。

なんかね、みんな漱石からの手紙を終生大切にしていて、漱石が亡くなった後、こぞってみんな「資料にしよう」と持ち寄ったらしい。漱石にすればたまったもんじゃないだろうけれど、やっぱそれだけ漱石は人が好きで手紙を出しまくったんだな、と思うと、僕は関係ないんだけど、ちょっとホクホクしてしまう。

私の個人主義」だって、ほんとはごっつい辛い話なんだけど、なんだか元気が出てくるし、何でこの時代にこんなこと考えられたんだろうとまで思う。「坊ちゃん」とか読んでると、アイデンティティを知らない人と、それを知ってしまった人とが対比されてしまっていて、でもそれは言葉にされなくって、読んでいて無性に寂しくなる。

大学院まで行って勉強しちゃうと、知らなくてもいい世界のことまで知ってしまって、それを知らない人はなんて幸せなんだろうって思って、無性に寂しくなる。知識レベルの差別しているわけじゃなくて、世界が広がることは、同時に苦しみを分けてもらってしまうことでもあるんだよって思う。誰の苦しみなのかは別として、ね。

そう思うと、また振り出しに戻ってしまうわけなんですが、とりあえずユーモアな精神は忘れちゃいけないような気がする。

早く引越ししたいなあ。

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