卒業式でした

投稿者: | 2009年3月1日

3月1日は全国的に卒業式だったらしく、テレビでもいろいろやってましたね。
自分が教えていた高校3年生も、今日が卒業式。

去年はワンワン泣いていたし、かなり感動的だったので期待していたんですが、式は何もない普通のもの。
教員側からすれば「当たり前」なんだろうけど、学年としてはとても荒れていたので、最後まで荒れて記憶に残せるものにすればいいのにと痛切に思ってしまった。僕が高校生だったときは細かい芸を壇上でやったり、バズーカみたいなクラッカーを鳴らしたりいろいろしたのに。

そのあと、その学校の慣例なのか「謝恩会」がホテルであって、それにも出させてもらったんだけど、「クラスごとの出し物」で終了。たしかに面白かったんだけど、「自分たちが卒業する」という印象を与えるものではなかった。まずもって、担任にありがとうって壇上で伝えないんだもん。

別に卒業式なんてしなくてもいい、とちょっと思ってしまった。
この子達は郵送で証書を送って「卒業する単位を集めました」でもよかったんじゃないかって。

あえて式をする、というのはやっぱりそれなりの意味がある。人が死んでお葬式をするのも、きちんと「別れ」を形式的にやらないと遺族が辛い。死んだ人を送る意味もあるけれど、遺族に対しても意味があるもの。卒業式もそうで、毎日顔をあわせていた仲間とは疎遠になること、できるだけ高校に顔を出さないように、お前たちはもうここの生徒じゃないんだと、区切りをはっきりさせる儀式でもある。

だからこそ、バズーカを鳴らすのも悪くない。祭りなんだもん。終わりなんだもん。
でも謝恩会の終了後、彼らは早々に帰り、教職員もさらっと帰り、300人近いのに泣いていることはほとんどいなかった。卒業式なのに、と思う僕が古いタイプの人間なんだろうか。きっと、3年間の教育の賜物なんだろうなと、僕が担任であれば、こういう式にはさせたくないと思ったのでした。

あと、1クラスだけ結婚式で流す「二人の馴れ初め」的なスライドショー的なDVDを流してました。クラスのメンバーの思い出じゃなくて、作った人の違うクラスの友達たちもいっぱい登場するどうしようもないもので、それもまた悲しかったなあ。そしてDVDって高校生でも簡単に作れるものなんだ!とびっくりした次第。それを簡単に作れるソフトでもあるの?

本題まったく関係ないですが、面白そうな記事。
マザーテレサは人生の半分くらいまで神の存在を疑っていたらしい。

http://www.time.com/time/printout/0,8816,1655415,00.html(英語です)

あとでゆっくり読んでみよう。

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