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29冊目、小池龍之介「もう怒らない」読了

10日で1冊29冊目。
小池龍之介「もう怒らない」

もう、怒らない (幻冬舎文庫)

うーーーーん、途中で投げ出したくなった。27冊目に読んだ「THIS IS JAPAN」と似ていて、なんか読めない。内容は平易だし分かりやすいし、まともな事を書いているのに。

なぜだ?!と思ったら、アマゾンの評価を見ていて気付いた。

反応しない練習  あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」似たような内容の本に草薙龍瞬 「考えない練習」があるのですが、こちらの方が読みやすい。その差はやっぱり「教えてる」感というか、深みと言うか、何か滲み出てくるものが違う。そのライトな感じがダメみたい。もちろん、それは今の僕がそうなのかもしれず、そこは括弧に括りたいのだけど。

文章からそういうものって匂ってくるんだなあという恐ろしさも感じつつ。

内容は仏教の思想に基づいた煩悩との付き合い方について。一言で言えば、慈愛をもって相手を許せたらいいね、その方法はね、という感じでしょうか。

確かにそう思うし、そうなのだろうけど、それだけなのかなあ、、、

28冊目「頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある」

10日で1冊28冊目。なんかタイトルやらしいですが、中身はとても大真面目な本。「頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある

頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある

まあでも、よくもわるくもタイトル通り(笑)そして辞書買いっぱなしではなく、どうすれば読んでもらえるかという話が載ってます。とはいえ、結論を言えば「親も楽しむ」です。そのままですね。

この本すごいと思ったのは、後半の本の紹介。図鑑と言いつつ絵本も入っていて、思わずすぐにAmazonで買ってしまいました。

いくつか紹介。この紹介を知れただけでも買った価値ありかも。

三省堂こどもことば絵じてん くもんの日本地図パズル 小学館の図鑑NEO 本物の大きさ絵本 原寸大 すいぞく館 新幹線のたび ~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~ (講談社の創作絵本) ふしぎの図鑑 (小学館の子ども図鑑プレNEO) レイメイ藤井 地球儀 先生おすすめ小学生の地球儀 20cm OYV11
せかいは なにで できてるの? (福音館の科学シリーズ) 1日10分でちずをおぼえる絵本 (コドモエ[kodomoe]のえほん) たのしいキリンのかいかた―ペンギン、コアラからパンダ、ゾウまで 仕掛絵本図鑑 動物の見ている世界

27冊目!「THIS IS JAPAN」

10日で1冊27冊目。ちょっと本を読む気力がなくサボってしまった。でも今日はちょうど年始から271日目!不思議なものだなあ。

27冊目はブレイディみかこ「THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本
THIS IS JAPAN 英国保育士が見た日本

「イギリスの保育士の日本の保育とデモを見に行く」という内容で、貧困についてイギリスの政治との比較をしているという感じかな。エッセイです。

一言で言うと、つまらない。何がつまらないかと言えば、ルポなのだけど、それぞれの話が単発で深められてなくて、話のやり取りをそのまま再現していたり、政治の話なのでどうしても偏り(この人はリベラリストな感じ)が出てしまう。

左も右もなくていいという思想も感じられるけれど、政治によって制度が変わり左右されてしまう自分の立ち位置とか、デモを見に行っては遠い花火のような語り口で、著者の迷いを感じるけれど、それを深めようとしない。

最後の話は面白くて、自由保育について。集まった母親たちで子供の面倒をみる仕組みを見学したルポ。そこで活躍するのはホームレスの男性なのだけど、著者は「保育士として」と何度も繰り返し、最後には、彼に会わずに逃げるように帰ってしまう。

いや、違うだろう!!!
このテーマでいろいろと見学して保育について考えを深めたら面白かったのに。

Amazonの評価は高いので、僕には合わなかっただけかなあ。。。

「不登校は1日3分の働きかけで99%解決する」

10日で1冊、26冊目!
不登校は1日3分の働きかけで99%解決する」読了。

タイトルは胡散臭いですが、中身はとてもよかったし、不登校の親でなくてもこれはできたほうがいい。すぐに読めるし、内容も以下に簡単にまとめられる(笑)

• 毎日3つ褒めること(〜で嬉しい、〜の力がある、など親の嬉しさを伝えること、子どもの存在を認める褒め方をする)
• それを毎日3つ以上すること
• 寝る前にメモを取り、見直していくこと

こうすることで子どもに自信と言う力が貯まり、親としても子育ての勘所に気づける

以上!
とはいえ、とても理にかなっているし、大切だし、不登校の保護者が必ずしもすべてがこれが足りていない訳ではないけれど、必要と思われる場合もあるので、ぜひ広めたい。

ほんと、内容はあまりないですが、800円なのと大切なことをくどくどせず語られていて、買って損はない、レビューも300件つくよな、良いなあと、同じ不登校本を書いた身分としてはそっちに思考を寄せながら読みました。羨ましい限りです(笑)

不登校は1日3分の働きかけで99%解決する

ハーバード あなたを成長させるフィードバックの授業

10日で1冊、25冊目。今日で元旦から229日だから、追い抜いた!いえい!

今日は「ハーバード あなたを成長させるフィードバックの授業」読了。ボリューミーだったけどがんばった。前作の「話す技術・聞く技術」の続編にあたる。原題がThanks for the feedback. The science and art of receiving feedback well. 直訳だけど「フィードバックへの感謝:フィードバックの意志を受け取るための科学と技術」かな。なんか邦題がもったいないですね。ハーバードって必要ない。

ハーバード あなたを成長させるフィードバックの授業

内容は「フィードバックを効果的に受け取る方法」について書かれてます。大きなポイントは、次の3つ。

(1)フィードバックを感謝、指導、評価について分けて解説し
(2)フィードバックを受けて傷つく理由とその対応について考察し
(3)効果的なフィードバックの受け取り方を示し
(4)無意味なフィードバックを拒否する具体的な方法も合わせて提示

つまりはフィードバックの与え方ではなく受け取り方が中心に据えられています。翻って、自分がフィードバックを出すときの指針としても学べるなあというのが、面白かった部分です。

特におもしろかったのは、「ここをもうちょっと・・・すると良くなるよ」と言って怒り始める子どもと、怒らずに「はーい」と言って素直に受け取れる子どもの違い。大人でもそうだけど。

このフィードバックは指導なんだけど、前者の子どもは「だからお前は上達がなかなかしないダメなやつなんだ」と評価を受け取ってしまう。後者は純粋に指導を受け取っている。この前者のパターンは、事実とは異なるストーリーを展開している。

じゃあ、どうすれば良いのか。自分がフィードバックを出す場合は、相手にきちんと説明(評価しているのではなく、指導している)し、傷つかない言い方は何かを模索し、適切な言い方の合意を形成する。受け取る側であれば・・・本書にはいろいろな方法があるけれど、個人的には、感情やストーリーに気付き、「自分はこういう風に受け取りやすい」という予防接種をし、最悪の事態を想像して、フィードバックを客観的に見られるようにすることが意義ありそうです。

あと、フィードバックを受け取らなくてもよい場合は以下の通り、これはおもしろかった。
・行動ではなく性格を攻撃していないか
・しつこく繰り返してこないか
・言われた通りにしても、必ず別のことを要求してこないか
・関係性を人質にされていないか
・警告か、脅迫か
・変わらないといけないのはいつも自分ではないか
・あなたの意見や気持ちが尊重されているか

これらに当てはまる場合は、
1)言われた通りにはしないかもしれないという意思表示をする
2)その話題に関することは聞きたくないとはっきり伝える
3)それ以上言うなら、今後の付き合い方を考える
の順番で自分のアイデンティティを守ろうと提案しています。

もちろんフィードバック全体は受け止めた方が良いのだけれど、すべてのフィードバックがそうとも限らないということです。面白いし、よくあるし、自分もそうやってしまうことがあるので、気をつけようと思いました。

と絶賛していそうですが、通読するのちょっと辛かったです。翻訳は良いのですが、原著の言い回しの問題かなあ・・・よくわかりません。

「ファシリテーター行動指南書」読了

10日で1冊、24冊目。
ファシリテーター行動指南書―意味ある場づくりのために

ファシリテーター行動指南書―意味ある場づくりのために

これはファシリテーターだけでなく、イベント企画する人や、教員のみならず、いろんな「前に立つ人」は読んだほうがいい、本当に良い本。

内容が少し論文長で難しく感じる部分もあるけれど、囲みの内容と、「問いかけワーク」を追いかけるだけで、だいたいの内容が掴めます。中身は、ファシリテーターとしてのメタスキル、奥底に培うべき「力」とは何か?という問いかけと、それを伸ばすためのノウハウ集です。

目次から要約するとこんな感じ。

• なぜワークショップをするのか
• ファシリテーターの心得として必要なものは
• 実際にファシリテートするときの流れ
• ファシリテートするのに必要な技(ART)
• ファシリテーターであり続けるしなやかさ

上手くいかない、もっとよくしたいなど、困ったときのハンドブックになると思う。

ただ、全てを鵜呑みにしなくてもいいかな。マンダラ作成は僕ならマインドマップにするし、細かい技法は他所にたくさんあるのでそちらを見る。とにかく、最初に書いてある通り、メタスキル育成が目的なので、自分の能力に不安だったり、次の一歩が欲しい人はぜひ手にとって欲しい。

「発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ」

10日で1冊、23冊目。
夏休みに入ってたくさん読むぞと思っていたのに旅行や子どもの不調などが重なって身動き取れず。お盆を前に整体にも行ってリフレッシュ、さあ、読書の再開です。

shizu「発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー)
発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー)

発達障害のある子どもを持つ親のための、応用行動分析の超入門と言ったところでしょうか。わかりやすいし、的を射ています。

僕にとっての目新しい話はなかったです。ただ、親として「わかっているのに、体力や心の余裕がなかったりするとき、ついしまうことがイラスト入りであるので、ちょっとした時間に復習するのに便利。

前半は問題行動の対応法、後半は言葉をトレーニングする方法なので、後半はちょっとどうかなあと感じなくはないけど。

というわけで、前半部分をまとめると以下の通り。さらに詳しく学びたくなりますね。

• エラーレスラーニング(失敗を少なくする学習)
• 成功体験で終わらせる
• 1回叱ったら3回褒める心がけ
• 褒め言葉は3種類(できた行動を褒める、やっている過程を褒める、存在を褒め自己肯定感を高める)
• 褒め言葉のNGワード(他人と比較する、すかさず次の課題を与える、嫌味を付け加える)
• 指示の出し方は3つ(そばで言う、目を合わせていう、さっきなんて言ったかな〜とたずねる)
• 命令形で言わない(答えを前半を言って後半を答えさせる、疑問系で聞く、つぶやく)
• 事前予告を活かす
• 具体的に言う(片付けなさい→これはここにいれる)
• 予告→シミュレーション
• 怒る前に正しい行動を確認する
• 子どもの問題行動は4つ(要求、拒否•逃避、注目行動、感覚刺激が欲しい)
• 悪い行動は無視する
• 親は選択肢を与える、選ぶのは子ども
• 失敗したときの脅しの言葉は絶対にしない
• クールダウンを活用する
• なにより親子関係を良いものにしておくこと

話す技術・聞く技術―交渉で最高の成果を引き出す「3つの会話」

10日で1冊、22冊目!
話す技術・聞く技術―交渉で最高の成果を引き出す「3つの会話」

話す技術・聞く技術―交渉で最高の成果を引き出す「3つの会話」

ここでいう「3つの会話」とは、
• 何があったかをめぐる会話
• 感情をめぐる会話
• アイデンティティをめぐる会話
で、それらに囚われるから話が進まないという。

それらをどう捉えて話をしていくのか?というのを例題をたくさん用いて説明してます。内容はカウンセリングマインド的な話で、日本の「カウンセラーが書いた聴き方の本」みたいな文脈なのだけど、より踏み込んだ内容。ぼやっとしてない。

簡単に要約すると、傾聴が大切で、罰はダメよ、思い込みはやめて、自分にも責任があると考えて次どうするとよいか話すとよいよ、ということです。未来志向。もちろん目の前の感情も大切にします。

感情の取り扱い方や、上司への対応方法、解雇など「よくないこと」を伝える時など、シチュエーションも多くて参考になります。

自分の生活の中で活かすとしたら、、、この前読んだ「習慣の力 The Power of Habit (講談社+α文庫)」の方が役に立つかな。

「国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動」読了

10日で1冊、21冊目かな。
国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動 (文春新書) (文春新書 1069)
国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動 (文春新書) (文春新書 1069)

タイトルで右すぎる感じだけれど、?も!もついてないのと、副題が正確な内容です。

海自にいて、北朝鮮の不審船と遭遇したことを契機に日本ではじめて「特殊部隊」創設に東奔西走した著者が、何を持って自分の命をかけて任務を遂行するのかを考えた本。

命をかけることに清さを持つ隊員をみて違和感を持つ筆者。そんなことより任務を遂行することが大切だろうと言う。

また、任務を遂行するために命も惜しまない(命を捧げるのとは違う)その構造についても考える。危機に瀕した場面での行動とは、など。

軍隊はないほうがいい。しかし「平和であること」を維持するためにはどうすればよいのか、「人を殺める」ことから、後半たっぷり書かれている。目の前には自分を殺そうとする人たちがいなければよいが、いたらどうするのか、ということです。

個人的には賛同できない部分もあり(軍隊や兵器や攻撃という言葉が聞きなれない)、読むのに心が折れそうでしたが、筆者の変な思想観念ではなく、あくまで体験談から紡ぎ出される言葉は読んでも悪くないと思いました。

だから軍隊は必要なんて全く思わないけど、けど、、、という感じです。

10日で1冊、20冊目。習慣の力 The Power of Habit

10日で1冊、20冊目。学期末の慌ただしさでちょっとサボってましたが、今日は204日目なのでいい感じ。夏休み中に数を稼いでおきたいなあ。

さて、読んだ本は「習慣の力 The Power of Habit (講談社+α文庫)

習慣の力 The Power of Habit (講談社+α文庫)

とてつもなく面白かった!!!
いまのところ今年一番の本です。

この本を紹介すると、言いたいことは2つのみという単純な内容です。
(1)人間は「きっかけ→ルーチン→報酬」という習慣に従って生きている
(2)習慣は変えることができる

しかし、この「変えられる」ことについて様々な例を470ページも用いて説明してくれます。もちろん「変える」なんて簡単なことではないから。そして変えるのは個人だけではないから。会社も社会も大きな習慣の力で動いていて、それを「変える」にはどうすればよいか実例で説明をしてくれているからです。470ページずっとそんな感じ。

たとえば、
• 脳損傷の人が家に帰ることができるのはなぜか
• 臭さをより強い匂いで消し去る文化に「消臭」というファブリーズな新しい文化を作ることができたのはなぜか
• アルコール依存症はなぜ治るのか、悪い習慣に囚われた起業が新しい風土を持って再生できたのはなぜか
• 問題児がなぜスターバックスの店長になれたのか、ヒット商品が産まれるのはなぜか
• 社会運動が成功したり失敗したりするのはなぜか
• ギャンブル依存症は意志か習慣か
など。

最初に書いたとおり、きっかけをみつけ、問題行動とされるルーチンを新しい行動に変化させ、同等の報酬を得られるようにすれば、行動(習慣)は変えることができる。そのことが基軸なのだけど、この本の面白いところは、単純化できない「ルーチン」そして「報酬」について、気付かなかった視点を与えてくれること。

特に「報酬」の部分が面白い。
ファブリーズがヒットした理由は、実は「消臭」ではない。臭い人は自分が臭いなんて気づいてないから消臭する必要がない。じゃあ、売れた理由はというと、掃除を終えたあとの仕上げのひと吹き、良い香りがそれだった。それがファブリーズを新しい習慣として根付かせたキーポイントだった。

アルコール依存症患者も患者同士のセルフヘルプ・グループに参加することでやめることができるけれど(その説明も面白いのだけど)、人生で大きなストレスに晒されると再び酒に手を出してしまう。その最後の一線を我慢できた人は、「何らかの偉大なる力が自分の人生に加わったと信じている患者」(P.162)だったという。つまり、信じることだったという。それはスポーツでも同様で、優勝がかかった一戦で、普段からパターンを覚え、対戦のルーチンを身体に染み込ませている選手たちが粘り負けしてしまうのは、チームに「信じる力」が足りないから。「誰かが亡くなって、その人のため」に勝ってしまうというのは想像しやすいけれど、それは本当のことらしい。つまり、ルーチンを変えた自分(たち)は変わることができるのだという信念が、自分をほんとうの意味で変えるのだという。他にも組織の習慣において責任者の不在は、変革が全く出来ないなど、当たり前だけど、そうだよなと思わせる話も満載。

社会運動についてもとても勉強になる。ちょっと遠回りになるけど、こんな感じ。

1960年代の研究で、282人の人間が現在の仕事にどうやって就いたのかを調査したところ、こんなことがわかった。

「仕事を得るには、弱くつながっている人のほうが、強いつながりの友人よりも重要な役割を果たすケースが多かった。これは通常ではなかなか知ることができない新しい社会ネットワークへのアクセスが可能になるからだ。(P.376)」

つまり、知り合いに仕事を紹介してもらうより、その知り合いに聞いてもらう方が、よりやりたい仕事にたどり着ける可能性が高い。真面目に働いていると、意外なところからお声掛けがあるのは、まさに50年前の実験で証明されていたのだ。

あれ、これ習慣の話ではなかったっけ?そう思って読み進めると、こうつながる。ちょっと長いけどもうちょっと引用。

「弱いつながりを持っていない人は、社会システムの遠いところの情報を得られず、自分と近いところのニュースや親しい人々の意見しか取り入れることができない。最新の考え方や流行に触れられないというだけではなく、労働市場でも振りな立場に置かれる。仕事をうまく見つけられるかどうかは、適切なタイミングで適切な就職口を知ることにかかっているからだ。また、情報が得られない人間は、政治運動に参加したり、自ら組織したりするのも難しい・・・1つか2つの小さな集団のメンバーなら集めることも可能だろうが、弱いつながりなしには、そこから生じた勢いが、その集団を越えて広がることはない。結果として、大方の人間には影響をあたえることができずに終わる」(P.377)

こういうルーチン(身近な人からの情報摂取)しか持ち得ない人は、同じ考えの報酬しか得ることができない。逆にいえば、強いつながりと弱いつながりの両軸があれ、大きな社会運動へと発展する。おっと、どっかで聞いたことあるぞ!9条バッチをつけている人を「怖い」と敬遠する女子高生がいる限りは、大きな社会運動には決してつながらないぞ・・・と。ちなみに巨大な社会運動へと変えるには、あと1つ、「参加者を追随者ではなく、自発的に動くリーダーに変える」ことが必要となる。(P.406)ひえー!どっかの大変な集団ってこれではないの?!

いやはや、本当に心から面白い本でした。自分が変えられなくて困っていたり、自分たちの活動が多くの人がいれば、ぜひ一読して、ルーチンの変容、新しい行動を獲得できるよう、この本を一読して取り組んでみてください。心苦しくもなりますが、、、

僕もがんばろーっと。