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アルコールがこの血管の中を走りながら「酔え酔え、酔え酔え……」かき回してんねやないかと 〜桂枝雀「うらみ酒」

自分が大阪の出身だからか、どうしても上方落語、しかも米朝師匠や枝雀師匠の落語が好きです。
この録音は昭和51年、1976年の録音でたぶんラジオで放送されたもの。

噺は古典落語に聞こえますが、創作落語。
アルコールが入れば入るほど、気持ちが大きくなり、グイグイと深いところに突き進んでいく。
本当に隣でそんな話をしていそうで臨場感もあって、いきいきと感じてしまう。

最終的には・・・意外と冷静というのが面白いですね。酔っ払ったまま終わらないのがやっぱり落語。
枝雀師匠の持って行き方も本当にいきいきしていて、聞いていて楽しです。

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