今年の目標

年始にブックオフが20パーセントセール?をやっていたそうです。子どもと行くところではないのでパス。

ブックオフオンラインは、追随なのか10日まで500円とか10パーセントとか、300円引きなんかをクーポン配布でやってました。

また、年末の大掃除に合わせて買取30パーセントアップとかしていたみたいで、この連休は絶版本をはじめ、オンラインの方で欲しかった本の入荷がわんさか。と言う訳で、この3日で合間を見てポチッとしてクーポン入力して、、、という作業をしておりました。かなり買った!

kindleも特売の嵐。貯めていたNHKラジオの英語番組の過去のテキストセールもしていて、勉強道具も揃えました。

駅の本屋さんでも何か買ったなあ。

あとは、、、読む時間!!!
今年は週に1冊を目標にがんばりますよ!

マークダウン

マークダウンで原稿を書く

いま、Markdownでテキストを書くことにはまってます。
「Markdown(マークダウン)」とは、テキストファイルに記号をつけて書き進めます。たとえば、強調したい文字に**で挟んでみたり、箇条書きはーーをつけたり。最終的にそれを変換すると、htmlファイルとして出力してくれるというものです。プログラムを書かなくてもさくさく書き続けられるので、思考スピードは邪魔されないし、見栄えの良いテキストが完成します。

文字を大きくしたり

文字を 強調 したり

  1. 箇条書きも
  2. かんたんに作れて

こんな引用も数秒で可能

こういう見栄えのファイルで、ちょっと変換すればWordファイルもさくっと。ただしコマンドラインなのでちょっと面倒。

さらにPowerPointのファイルもできちゃう。これはソフトを使うんですけど。

書き方については以下を参照。

こういう形でさくさくとファイルを作っていけたら、資料作りに時間をかけるとかなくなるかなあと夢想していたりします。仕事の大半を見栄えを整える時間だなんて本当に無駄だなあと思うので、なんでもテキストファイルでガツガツ作る方向性がいいなあと思っています。マークダウン記法を覚える必要はありますが、一度覚えるとちょっと快感ですよ(笑

10日で1冊、35冊目「脳からみた自閉症」

365日を通じての35冊目、ということはあと1冊ですね。「脳からみた自閉症 (ブルーバックス)」。脳科学の視点から自閉症を読み解きます。

脳からみた自閉症 (ブルーバックス)

自閉症というと、何かと行動面の話をされてしまうけれど、実は脳の機能障害ではないか?という側面から見ていきます。結論として、自閉症を引き起こす遺伝子はまだ完全にはわかってないが、3つだけは確実なことが言える。1つは「レット症候群」や「脆弱x遺伝子症候群」と言った特定の症状は遺伝子異常がわかっている。2つ目は受精するときの男性側の年齢が高ければ高いほど子どもが自閉症の可能性が高くなる。ただしその代の精子、つまり父親の精子の遺伝子異常なだけなので、次の代に自閉症が引き続かない。ちなみに高齢出産のリスクであるダウン症は卵子由来というものわかっている(どちらも「可能性が高い」だけなので要注意)。3つ目は、自閉症はスペクトラム症なので、健常者と自閉症の明快な境目は存在しない。例えばコミュニケーションに「若干の」不得手な部分があるのが自閉症なのか性格なのかと言われると、難しい。また、その不得手な部分は特定の部位が要因なのではなく、脳の様々な部分を使ってなされるものなので、「ここが原因」とは言いにくい。ただ、「おそらくこの辺りが関わっているだろう」というのが続々わかっているので、そのうち判明すると思われる。

あとこの本の面白いのは、脳の作られ方。受精卵からどういう順番で脳が作られ、全身の神経が形成されるかがわかりやすく書かれてます。このときの作成ミスがシナプス形成不全となるのかも?なんて話もあります。ただ、複雑で「正解」なんてありえないこのプロセス、ミスをしない方が不思議なもんです。人間だもの、少々のミスはあるよね、と。

ちなみに自閉症をはじめコミュニケーションの問題は男性に多いのはなぜか?という問いもあります。答えの1つに伴性遺伝とも言われてます。女性はX遺伝子を2つ持っており、片方がトラブルでももう一方でカバーするが男性はX遺伝子が1つなのでカバーできないというもの。血友病がそうで、患者のほとんどが男性だったりします。

うまく説明できてない気がするので、本書または、簡単な詳細は国立特別支援教育総合研究所の以下の記事に詳しいです。よろしければ。
自閉症が男子に多いのは?

10日で1冊、34冊目。もし僕らのことばがウィスキーであったなら

あと一冊で目標達成!何とかなりそうかな。

さて、今回は村上春樹もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)。本当に短い、そしてウイスキーをテーマにアイル島(イギリス)とアイルランドを旅した、本当にそれだけに焦点を絞ったエッセー。

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)

アイル島は「へえー」なのだけど、アイルランドは「そうそう!」とうまいこと言葉にしてくれたと村上春樹に感謝してしまった。

僕も昔少しだけ旅したことあるけれど、アイルランドは綺麗。あちこちに本当に妖精(のモチーフ)がいて、緑が深くて、のんびりしていて。本当に時間がスローなのです。そこをうまく切り抜いてくれている。実はアイリッシュウイスキーって、醸造所は一箇所で機械化されていて、みていて楽しくない。つまらない。

むしろ、パブでウイスキーやギネスを飲む方が楽しい。パブは食べ物を出してくれないので、そこで一杯を楽しみ、レストランを教えてもらって食べに行く。それが楽しい。

ただ、僕が訪れた10年くらい前でさえ首都ダブリンはそんな雰囲気ではなく都会化されていたので、行くなら田舎町。まだまだ開発されてないはずです。羊がのんびり歩いてます。

旅したくなったら是非。
本当に短いのでビックリもするエッセーですけど(笑)

10日で1冊、33冊目。「家康、江戸を建てる」

10日で1冊、33冊目。そろそろ年末の足音が聞こえますが、それまでに35冊はいけそうですね。ちょっとうれしい。

さて、今日は「家康、江戸を建てる」。今年のベスト・オブ・1冊かもしれない(ちなみに次点は「入門 犯罪心理学 (ちくま新書)」)。

家康、江戸を建てる

江戸の小説なんて数多書かれていますが、これは江戸を「建てる」にあたって、家康を主人公にせず、それらの仕事に関わった人たちを中心にした物語。家康は出てきますが、メインではありません。そこがまた家康の人物像を浮かび上がらせる良い方法となっています。

全部5話あり、
・流れを変える(伊奈忠次の利根川東遷事業
・金貨を延べる(後藤庄三郎による武蔵小判について
・飲み水を引く(内田六次郎により神田上水について
・石垣を積む(石切吾平による天城山の石と大手門について)
・天守を起こす(秀頼が指揮した家康所望の天守閣について)

それぞれの登場人物がとても映えていること、また歴史を知らなくても読み進められるよう配慮されており、それが現代の何を示すのかという案内も途中にでてきて読みやすい。これ、たぶん映像化されるんじゃないかなあ・・・オムニバス映画さながらのスリリングな内容でした。

これを読んで
・家康が江戸に来たときに見た風景が見てみたい
 →ここにそのときの地図があるけれど・・・映像誰か作ってくれないかな笑
・水道橋ってそういうことだったのか!
・銀座ってそういうことだったのか!
・井の頭公園の「御茶ノ水」はそういう意味だったのか!七井の池と呼ばれてたのも合点!
・江戸城は解体せず、また震災も戦火も免れたらよかったのになあ

とにかく江戸を少し理解し、この前に読んだ「江戸はすごい」ではわからなかった部分が「なるほど」と納得できました。超おすすめ。

32冊目、江戸はスゴイ!

10日で1冊、32冊目!
やっぱり久しぶりになった今日は「江戸はスゴイ (PHP新書)
江戸はスゴイ (PHP新書)

正直、江戸時代のことが頭に入ってなかったり、東京の地図がわからないとさっぱり面白くないかも。わかっていたら、とてつもなく面白い。町民のぶっ飛び具合がとにかく面白い。

あと、今度職場の行事で「江戸東京博物館」に行くのですが、ここで見たものをモノネタにしたのでは?と思うほどで、展示の内容を事細かに説明してくれた感じはする。

アイドルが書いたという点で、「?」と思っていたけれど、そんなこと思わせないくらい詳しく書かれています。すごいなあ、この方。

歴史を勉強中

本業は中学校の英語教員なのですが、ここ数年はちょっと変わった特別支援の教員だもんで、社会も教えてます。今年は歴史。明日は鎌倉幕府の末期(元寇)と鎌倉の文化について。

中学の歴史の教科書だけでは知識が足りず高校の教科書とかの有名な「実況中継」シリーズを読んでます。個人的には「子どもが寝た後の夜な夜なシリーズ」と銘打った時間です(笑)

高校では世界史を取ったので日本史サッパリなのですが、この二つでかなり面白い世界にたどり着けます。あと問題集があれば日本史大丈夫な気がする。

にしても、大学入試って細かいところまで入試って出されるのですね。御成敗式目については何条あるか?、鎌倉幕府の滅亡について女性をキーワードに論述せよ、とかとか。推測とか推論ではなくて暗記してるかどうかだよなあ。

ちなみに都立高校の入試問題は歴史と地理と公民のミックス問題が目立ちます。承久の乱について述べられた文章のあと、後醍醐天皇が幽閉された土地の特徴について答える問題とか。単純暗記ではなく、複合的に答える。

まあでも、読めば読むほど面白い話が多く、頭が肥えていく快感があります。年号を覚えるのも人を中心だと面白いです。学生の頃、あれだけ面倒だったのは何だったんだろうって感じ。こういう風に教えてくれたらよかったのに。

10日で1冊、31冊目「戦地の図書館」

ようやく読み終えた!「戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊」。

戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊

ナチスドイツが焚書をした場面からスタートし、アメリカの図書館が戦地に図書を送り続けたという話。面白いのは、本を読む文化がない人たちがどうやって本を読むことになったのかという点。

その答えとして、娯楽が何もない場面では缶詰の文字すら何度も読み返してしまうという事実。そして読まれる本は娯楽小説、あるときは(ほんのわずかな)性的描写のある小説だったという。本のサイズも重要で、単行本が正式な形と思われていたけれど、戦場には不向き→小型本が用意される→ペーパーバックが誕生するという流れも面白い。

あと、戦地に送る本として、検閲はしないといいつつ、相手の国を擁護したり性的な描写についてはいろいろと議論があったみたい。それから、本を戦地にいかに協力を経て(資金面で工面して)送ったのかという話も面白かった。

翻訳だけど読みやすいのだけど、なかなか興味がそそられる感じもなく、ちょっと今の体調的に読むのは辛かったなあ。。。

巻末の発行本リストや詳細な注釈も翻訳対象になっていて、訳者の方の努力に敬服します。たぶん研究したくなる人が増えるのではないかなあ。

アジのなめろうとアニキサス

魚屋さんでアジを「なめろう用にして!」とおろしてもらったのですが、アニキサスがいるかもしれないから気をつけてねと言われました。シールにも「自然界の虫が寄生」とのこと。

でもさ、他のコーナーではアジの刺身が売っていて「?」が消えない。それは大丈夫なの?と思って調べてみました。どうやらアニキサスは、熱処理、みじん切り、冷凍で活動できなくなるそうです。おそらく刺身で売られているアジは、釣り上げられた瞬間に冷凍(氷水の中に入れられる?)処理がされている可能性あり。キンキンに冷やすことでアニキサスは生き絶えるそうです(それを食べても問題なし)。サバなんかは確実にいるそうで、漁師は釣り上げたサバを氷水に放り込んだ後、しばらくは決して触らないようになってるらしい(温度上がるから?)。

この処理、目視や変な消毒に比べてマシかもしれませんね。

1番やばいのは、自分で釣った魚を生で食べることだそうな。自分で釣り上げた魚は焼くか揚げるかして食べるのが吉。

漁師さんはただ釣り上げるだけではなく、そういう面も気にして冷凍処理したり、血抜きしたりしてるなんて、本当にすごいなと思いました。

たまに寿司屋さんで生きたまま運ばれ、いけすに入れられてますが、よくよく考えるとアジとかサバなんかは見かけませんね。「生きている方が新鮮で良いわけではない」と言うことがよくわかりました。

10日で1冊、30冊目。百島 祐貴「ペニシリンはクシャミが生んだ大発見―医学おもしろ物語25話 (平凡社新書)

記念すべき30冊目は「ペニシリンはクシャミが生んだ大発見―医学おもしろ物語25話 (平凡社新書)

ペニシリンはクシャミが生んだ大発見―医学おもしろ物語25話 (平凡社新書)

血圧計、体温計、聴診器、レントゲン、輸血、ワクチン、麻酔など、それがどのように見つけられ、見つけ、実現させ、今の医療に繋がっているかが本当にわかりやすく書かれている良書。そして、何は無くとも、ないものから何かを作り出す人たちは天才でありながら、異常な空気もあって、読んでいてゾクゾクする。

例えば血圧計。人間の血圧をどう計れば良いか実験で馬を使うのだけれど、「圧」なので動脈から、木にくくりつけた管の中に、血がどこまで高く吹き上がるかを確かめていたりする。さらにちゃんとした圧を図るために人間で試せないかと頑張ってしまう。

そう思う一方で、人工心肺が誕生する以前は、本当に心臓を止めちゃって詰まっている血栓を取り除いていた。その術式を行うと、当然ほとんどの患者は亡くなってしまい、その患者が忘れられず20年も時間をかけて人工心肺を作り出す医者もいた。

・・・とまあ、そんな感じで僕らが恩恵を預かっている技術の「はじめの一歩」を知ることができます。まじか!と読書が久しぶりに止まらなくて楽しかったです。