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金原亭馬生(十代目)親子酒

Wikiによると、宝永4年(1707年)に出版した笑話本「露休置土産」の一遍である「親子共に大上戸」が元の話だそうです。300年も前の噺を面々と受け継ぐ形が、落語のすごいところですね。六代目円楽師匠が「芸事ってのは、前を走っていた人間は、後ろからくる人間に「あとを頼んだよ」と言ってバトンを渡す。渡すのは良いんですが、渡されたほうが火を吹くんですよね。」と話していました(三遊亭円楽「芝浜」)。なるほどなあと思います。

金原亭きんげんてい 馬生師匠の親子酒。
古今亭志ん生師匠の長男で、古今亭志ん朝師匠のお兄さん。いわゆる「サラブレッド」と言われそうだけど、どこかヒョウヒョウとしていて、風を切って生きていたんだろうなって思わせる。御本人もお酒が好きだったようで、飲み方とか、もう「飲んでんじゃないの?!」と思わずにいられない。

サゲは「そうそう、わかるわかる」という感じで楽しいです。

金原亭馬生(十代目) – 親子酒

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