なんかこう、ね、なんかこう 〜古今亭志ん朝(三代目) – 宋珉の滝
桂米朝
「はてな?」を巡るお椀の価値とは 〜桂米朝「はてなの茶碗」
米朝師匠のすごいところは、多くの人が言うように、消えてしまった噺をたくさん復活させたところだと思いま...
けったいなセリフや! 〜桂米朝「本能寺」
これは途中で歌舞伎が始まると言う不思議な落語。
ただ、本気の歌舞伎ではなく、途中で説明があったり、...
歌舞伎役者の軟膏と、怪我をした狸の切ない物語 〜桂米朝「まめだ」
「まめだ」とは豆狸(まめだぬき)のことで、子たぬきのことです。
古典落語のように思えますが、1966年に作られた新作落語。大阪にある道頓堀あたりに伝わっていた話をもとに書き下ろされました。今の道頓堀は何がなんだかですが、昔は商店が連なり、賑やかな街だったんだろうなと想像します。
米朝師匠は「オチのあるれっきとした落とし噺」という通り、途中までは「まめだ」のいたずらに振り回されるのですが、最後の瞬間でオチます。この落差が、とても素敵。